冷雨にうたれ「富津路」を駆け抜ける

3月3日(日)、41回目となる千葉日報社・富津市陸上競技協会主催の千葉県民マラソンが富津市総合社会体育館をスタートに号砲。今年は天候が雨で、ランナーは雨風に立ち向かい疾走した。

今年も、富津市観光大使でお笑い芸人・Wエンジンのえとう窓口さんをゲストランナーとして迎え、無事完走を果たした。

男子ハーフの部では、昨年も優勝ランナーを輩出した松戸陸協に所属する丸山竜也さんが1時間6分14秒でフィニッシュした。丸山さんは、過去に専修大学に所属しており、2016、17年に箱根駅伝に出場経験があり、本大会では次点と4分差という独走で優勝した。
女子ハーフの部は、北里大学4年の小久保早紀さんが1時間28分24秒でフィニッシュ。高校、大学ではバスケットボール部に所属。

スタート・フィニッシュ会場では、富津市観光協会と富津漁協がブースを出展。観光協会は、ノリ入り味噌汁で雨で冷えたランナーを温めた。漁協では、採れたての白ミル貝・アサリを販売。白ミル貝の試食で多くのランナーが海の幸を堪能。

また、救急隊員らで構成する「かずさ救命会」と成田赤十字病院の看護師らが自動体外式除細動器を背負い、コースを巡回した。

コース中の富津公園では、市民有志が集まり、ランナーを応援した。