あの「2018年」が到来。富津市は今。

2018年。富津市にとっては、大変な年になってしまうところだった。
それは、2014年当時「財政破綻」が懸念されていた年が2018年だ。

ネット上では、富津市の財政に関する質問や憶測が飛び交っている。
今回は、その質問を紐解いていこう。

<Q.財政破綻していますか。>
A. いいえ、していません。当時、底をつくとされた財政調整基金(市の貯金)は、平成28年度時点で14億6000万円です。

<Q.税金は上がりますか。>
A. 市民税などの税率が上がる予定はないと思います。

<Q.国の管理下になりますか。>
A. いいえ、なりません。現在の財政状況は、黒字運営であり、先述のとおり、14億円もの財政調整基金があるので、財政再生団体に転落する恐れはございません。

<Q.水道料金等は上がりますか。>
A. 財政悪化による増加はございません。しかし、市内の水道管整備等や広域水道化による料金の増加の可能性はございます。市のお知らせに注目ください。

<Q.財政破綻報道の原因は。>
A. 当時の経営陣は、「場当たり的な予算」と発言。富津市は、61億円もの市役所建設をはじめとする見合わない施設建設や硬直化した財政構造などに原因があったと思います。
また、恒常的に高い人件費や社会保障費も一因と考えています。

<Q.富津市は大丈夫か。>
A. 現在の富津市は、大丈夫です。第三者機関「富津市経営改革会議」が設けられ、市政運営に関する助言を与え、経営プランも執行。しかし、少しの油断も許されません。

<Q.近隣市と合併するの。>
A. いいえ、合併しません。財政悪化による合併は、考えられないと思います。ですが、過去にかずさ4市(木更津市、君津市、富津市、袖ヶ浦市)の合併運動が進められましたが、進展が見られません

<Q.どういう経営改革がなされているの。>
A. 経営資源である「ヒト(職員)」「モノ(事務事業・公共施設)」「カネ(経費)」を根底から見直し将来にわたり、持続可能な行政運営を実施するために経営改革プランを策定。報道直後は、一時的な対処として、義務的経費のみの執行と徴収率の増加で立て直し。勧奨退職や新規職員抑制などによる人件費の削減、税金の徴収率アップ、公共投資の重点化が実施。

<これまで>
富津市の財政緊縮が見込まれてから、富津市も多くの改革が進み、変化がありました。

・富津市議会議員選挙2016
多くの新人候補を迎え、市議選が活発化になりました。多くの人が地元富津に危機感を感じ、財政に対する政策を掲げていました。市議会の慣例であった新人1年目の個人質問をしないというのを打破いたしました。

・富津市長選挙2016
3期12年を務めた佐久間清治市長の引退により、自公推薦・無所属新人の高橋恭市候補と無所属新人・地引直輝候補が一騎打ち。富津の舵取り役を決める本選挙は、両者ともに筋の通った政策を市民に提示した。前者は、国会と県議会のパイプを主張。後者は、難試験である公認会計士を市政反映を主張。

・東京湾口道路建設促進富津花火大会の廃止と復活
富津市の財政緊縮を受け、補助金をカット。大会の開催はなくなるも、富津市民有志が立ち上がり、富津市民花火大会を開催。多くの寄付金、協賛金で成立し、無事に成功した。

・富津市事業仕分け   
事務事業や公共施設を市民判定人によって、議論・評価してもらい、事業実施の有無、方法などを整理。

義務的経費のみの支出のために、福祉施策のカットなど市民のためにも再検討が必要なこともあります。また、広域火葬場や新富ゴミ処理場について活発に議論が必要とされると思います。富津市行政、富津市議会、富津市民三者が気を緩めず、富津市の再建が必要です。

ネットでは、「富津市はすでに破綻状況」などとネガティブな発言が目立ちます。
富津市は、財政破綻しておらず、事実に反する投稿は避けていただきたいと思ってます。
(※富津市の予算、決算、財政状況は富津市のホームページから確認できます。)
(※しかし、富津市政に関する意見、提案は大歓迎です。)

富津市は、財政破綻していません。また、財政難報道から市民の団結力も強まった気もします。これからも、市政の監視をお願いします。

★付け足し
「富津市は平成の大合併をして、ハコモノ建設を急いだ。」というような投稿がありましたが、富津市は昭和46年に誕生し、平成の大合併は平成11年かっら18年に起きましたので、富津市と平成の大合併は関係ございません。